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カラスやネコにごみを荒らされないための対策
カラスやネコは雑食性で、いろいろなものを食べます。近年、身近でハシブトガラスやネコが増えていますが、その大きな原因は食べ物となる生ごみが豊富にあることによると考えられています。
ごみの出し方を工夫することによって、カラスやネコによるごみの散乱の被害を減らすことができます。
生ごみを減らす
カラスやネコにとって生ごみや残飯は食べ物です。生ごみを少なくする工夫や、食べ残しをしないようにすることが効果的です。
生ごみの出し方や生ごみの自己処理奨励金、生ごみ乾燥機の貸出しもありますので参考にしてください。
また、ペットフードを屋外に放置したり、カラスやネコへのエサやりなども食料を増やし、ひいては生息数を増やすことにつながりますのでやめましょう。
生ごみの出し方を工夫する
カラスは主に視覚で食べ物を探します。生ごみだけを新聞紙に包むなどして、カラスからごみ袋の中の生ごみが見えないようにすることが効果的です。
ネコは主に嗅覚で食べ物を探します。生ごみのにおいが漏れないようにビニール袋で生ごみを包んだり、生ごみの水分を十分に切ってにおいを減らしたり、ごみ袋の口をきっちり縛るなどして、においが外に漏れないようにすることが効果的です。
ごみは収集日当日の朝に出す
ごみを前日や夜間から出したりすると、ごみを屋外に放置する時間が長くなり、カラスやネコに荒らされる可能性が高くなります。ごみは収集日当日の朝8時半までに出しましょう。
防鳥ネットを使用する
ごみに防鳥ネットをかけることで、カラスやネコがごみに触れられないようにする方法は、簡便かつ低コストで、ごみの散乱を最小限にくい止めることができます。しかし、ネットの扱い方を誤ると効果がなくなるので注意しましょう。
- ネットの網目は、カラスのくちばしが通らない程度の細かいものにしましょう。
- ネットからごみ袋がはみ出さないよう隙間なく覆いましょう。
- ネットがめくれたりしないように、ネットの縁をごみ袋の下に巻き込むようにしたり、ネットの縁に鎖などで重りをつけたりしましょう。
- 防鳥ネットが破れたら繕うなどのメンテナンスもしましょう。