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高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ

ページID:0001369 更新日:2025年4月18日更新 印刷ページ表示

 高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種は自らの意志と責任で接種を受ける予防接種です。予防接種を受ける前に、お知らせしている内容をよく確認し、医師から十分に説明を受け、必要性や副反応についてよく理解・納得した上で接種を受けてください。

肺炎球菌ワクチンとは

 高齢者の肺炎を起こす原因として最も多いのが「肺炎球菌」という感染症です。肺炎球菌は93種類の型があり、肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNp)はそのうちの23種類の型に効果があります。
 この23種類の型は成人の重い肺炎球菌による感染の原因の約7割を占めるといわれています。しかし、肺炎の原因には肺炎球菌以外の病原体によるものもあり、肺炎球菌ワクチンが、すべての肺炎に効果があるわけではないことをご理解ください。

令和7年度対象者

 平成26年10月より、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種が予防接種法に基づく定期接種となりました。予防接種法に基づく定期接種の対象となる方は、次のとおりです。
定期接種の回数は1回です。下記の1~2の対象に該当していても、これまでに1回でも接種をうけたことがある方は、助成の対象にはなりません。

予防接種法に基づく定期接種の対象者

  1. 65歳(接種日時点の年齢です)の方
  2. 60歳以上65歳未満の方で心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害のある方又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害のある方(身体障害者手帳1級程度)

予防接種が受けられる期間

66歳の誕生日の前日まで

自己負担額

4,000円
※生活保護受給者は自己負担額が免除となります。予防接種を受けるときは被保護証明書を医療機関へ提示してください。

予防接種の受け方

 指定医療機関へ事前に予約を行い、予防接種を受けます。

指定医療機関

中部地区医師会 [PDFファイル/451KB]

南部地区医師会 [PDFファイル/249KB]

那覇市医師会 [PDFファイル/205KB]

浦添市医師会 [PDFファイル/225KB]

北部地区医師会 [PDFファイル/222KB]
※指定医療機関以外で接種をした場合は、全額自己負担となります。
※指定医療機関の変更等がある場合がありますので、事前に医療機関へお問い合わせ下さい。

医療機関に持っていくもの

予防接種を受ける際は、西原町指定の予診票健康手帳(西原町役場 健康保険課で配布しています)、健康保険証をご持参ください。対象者の2に該当する方は、身体障害者手帳もご持参ください。
※予防接種の案内通知は、今年度65歳になる方に送られます。それ以外の方で、高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種を希望される方は、健康保険課までお問い合わせください。

予防接種健康被害救済制度について

 高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種による健康被害が生じた際は、予防接種法又は、全国町村会総合賠償保険による救済制度があります。
 ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのか、因果関係を調査し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。どちらの救済制度が適用されるかは、年齢により異なります。

表1
適用される
救済制度
予防接種法
対象者 65歳
適用される理由 予防接種法に基づく対象者であるため

 

よくある質問

Q.肺炎球菌とはどんな病気ですか?

A.肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻やのどの奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何かのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症起こすことがあります。

Q.高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンの定期接種で使用できるワクチンは何ですか?

A.「ニューモバックスNp(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を1回接種します。

Q.既に「ニューモバックスNp(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を接種したことがありますが、定期接種を受けられますか?

A.既に接種したことがある方は、定期接種の対象とはなりません。定期接種の対象年齢外で任意接種(自己負担)で接種された方も同様です。

Q.過去に肺炎になったり、肺炎球菌感染症にかかったりしたことがあるのですが、定期接種の対象者になりますか?

A.肺炎の原因は様々な原因で起こり、また肺炎球菌には多くの血清型がありますので、過去に肺炎や肺炎球菌感染症にかかっていても、定期接種の対象になります。

Q.肺炎球菌ワクチンは生涯に1回接種すれば大丈夫ですか?

A.個人個人の状態によって異なります。再接種の必要性や接種する時期については医師とご相談ください。

Q.副反応にはどんなことがありますか?

A.接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがありますが、通常5日以内でおさまります。
23価肺炎球菌ワクチンの場合、2回目以降の接種で注射部位の副反応(赤み、腫れ、痛みなど)が強く出ることがあるため5年以上の接種間隔をあける必要があります。再接種をする場合には、医師とよくご相談ください。

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