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西原町内間散布地No.1出土のカムィ焼

ページID:0001002 更新日:2025年2月3日更新 印刷ページ表示

カムィ焼

表1
種類 西原町指定有形文化財(考古資料)
指定日 1987(昭和62)年8月7日
所在 西原町字与那城

1955(昭和30)年ごろ、大城勝治氏によってカヤブチウドゥン門前の里道を拡幅したとき、ガジュマルの根元付近から発見された。県内では数少ない完形資料である。

形状は、口径8.7センチ、器高13.3センチ、底径9.0センチで、淡灰色の壺型をしている。胎土は精選された泥質で、白色の微粒子を含む。器厚は、4~5ミリと比較的薄い。胴部最大径付近から頸部にいたる間には、波状の沈線の文様が施されている。比較的軟質で焼成があまい。

カムィヤキは徳之島で生産され、広く南西諸島に分布しており、主にグスク跡やそれに類する遺跡などから発見されることが多い。

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