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「艦砲ぬ喰ぇ残さー」のフクギ、被爆アオギリ二世・クスノキ二世

「艦砲ぬ喰ぇ残さー」のフクギ

 沖縄戦において西原は激戦の地となり、フクギも戦災に巻き込まれ米軍の爆撃を受け、幹が折れ枯れてしまうものと思われました。しかし、いつの頃からかこのフクギは、わずかな樹皮から芽吹き始めます。「艦砲ぬ喰ぇ残さー」(沖縄の方言で「艦砲射撃の喰い残し」)という表現で戦火から生き残った力強さを表す木となっています。

被爆アオギリ二世

 被爆アオギリ二世は、広島で投下された原子爆弾の強烈な熱線とすさまじい爆風により焼き焦げたアオギリの幹から再び芽吹いた苗を、2003年(平成15)10月に西原の塔敷地内へ植樹し、平和を愛する心を育み、平和の尊さを伝えるとともに、過ちを再び繰り返さないよう、被爆の実相を後世に伝えています。

被爆クスノキ二世

 被爆クスノキ二世は、長崎で投下された原子爆弾の強烈な熱線とすさまじい爆風により大きな被害を受けましたが、焦土の中で青々と芽を吹き返し、被爆者に生きる力と勇気を与え続けています。その種から育てたものを植樹することにより平和を愛する心を育みます。この木は2003年(平成15)10月に長崎から贈呈され、西原運動公園内に植樹されたものです。

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