種類 | 未指定文化財 |
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所在 | 西原町字嘉手苅 |
この石碑は、第二尚氏王統の始祖である尚円王(ここでいう先王)ゆかりの地、内間御殿を改修した時の竣工記念碑である。戦前まで、東江御殿の敷地内に建てられた瓦葺きの堂宇内に厳重に保管されていた。
内間御殿は、尚質王代の1666年頃~尚敬王代の1738年にかけて首里王府の聖地(神殿)として整備されてきた。1735年、旧宅に賊が入り御神体の宝枕が盗まれた。その後、二度とこのようなことがないように、東江御殿のまわりを石垣にし、西江御殿も改修した。
石碑は、この間の経緯を述べ国家的聖地としての重要性を力説するため、1738年6月12日に建立された。
沖縄戦において破壊され、現在は石碑の一部と台座だけを残すのみとなった。