Home > 暮らし・手続き > 町史・文化財 > 町の文化財 > 綱ひき

綱ひき

綱ひき
種類 未指定文化財(無形)
所在 町内 各地

綱ひきは、五穀豊穣や害虫駆除、ヒーゲーシ(火返し)などを祈願する神事で、集落最大の年中行事である。

町内の綱ひきは、実施日やその内容から、旧暦6月15日におこなわれるウマチー綱、23日から24日に実施されるニンセー綱、そして25日のウファチ綱の3つに分類できる。

現在、旧暦6月25日もしくはその後の日曜日にウファチの綱ひきを催しているのは、幸地・棚原・呉屋・津花波・小橋川・内間・嘉手苅・小那覇・我謝・小波津の10カ字である。
掛保久は廃藩置県のころに綱引きを廃止しており、桃原、安室、翁長も取りやめてから久しい。

綱ひきの組分けと綱の雌雄別との組み合わせは、「上、東、南、前、古島」が雄綱で、「下、西、北、後、新島」が雌綱になっている。綱の呼称については、雌綱を「ミージナ」、「ミーンナ」、雄綱を「ウージナ」、「ウーンナ」と呼ぶ。しかし、我謝と安室・桃原では雄綱を「リンゴー」、雌綱を「ウフカー」と称している。

地図

担当課