「下水道の日」は、1961年(昭和36年)、著しく遅れているわが国の下水道の全国的な普及(当時の普及率:6%)を図ることがあることから、このアピールを全国的に展開するため、当時の下水道を所管していた建設省(現在の国土交通省)、厚生省(現在は環境省に所管変更)と公益社団法人日本下水道協会の前身団体が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。
それから40年。日本における近代下水道の基である「下水道法(当時は旧下水道法)」が制定された1900年(明治33年)から100年を迎え、その記念行事が行われたことや、2001年(平成13年)が21世紀のスターをの年にあたること、さらに近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました。
下水道には、生活排水をきれいにして川や海に返す役割のほかに、雨水をすみやかに排除して、私たちの暮らしを守る役割もあります。立春(2月4日頃)から数えて220日(にひゃくはつか)にあたる9月10日頃は台風が多いことから「大雨に注意」と「雨水の排除」の意味から9月10日に定められました。
※二百二十日(にひゃくはつか)は、季節の移り変わりの目安となる雑節(ざつせつ)のひとつです。
上下水道課 TEL:098-945-4934