種類 | 未指定文化財(無形) |
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所在 | 西原町字小波津 |
小波津の棒がいつごろから始まったかはわからない。しかし、棒術の歴史は古く王府時代にはおもに士族や役人がおこない、それが一般庶民にも普及したものと思われる。
棒の種類は、六尺棒と三尺棒を基本に槍(やり)、薙刀(なぎなた)、鎌(かま)、櫂(かい)、さい術、ティンベーなどの古武術も含めて演じられる。
棒が旧暦6月15日のウマチー綱や旧暦6月25日ウファチ綱の時に演じられるのは獅子舞と同じく、その威勢によって災厄が祓われると信じられているからである。
小波津集落では、毎年旧暦8月15夜に御嶽や拝所の前庭で青年らが棒術を披露して豊作を祈願する。