種類 | 未指定文化財 |
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所在 | 西原町字内間 |
この石碑は、故大城助素氏の偉業をたたえて1921(大正10)年7月に建立されたものである。
大城助素氏は、地元小橋川の屋号伊田の嫡子として1867(慶応3)年に生まれた。1882(明治15)年、西原間切番所の文子を拝命以来、勧業委員、村会議員、学務委員等を歴任し、村政の発展に大きく貢献した。
1899(明治32)年頃より、農村の改革を図り、糖業及び農村の振興は甘蔗圧搾機にあると着目し、私財を投じて研究に没頭した。
1914(大正3)年、ついに大城式甘蔗圧搾機玉車を発明した。これによって沖縄県の基幹産業である糖業に一大光明をもたらし、県下産業界にも大きく貢献した。1917(大正6)年5月29日、大城助素氏は享年55歳にして惜しくも他界された。