海外移住者子弟研修生

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このサイトの海外移住者子弟研修生ページは2012年度海外移住者子弟研修生呉屋 マリエラ ロクサーナさんが作成しました。


西原町

 西原町は沖縄本島中部にあり、県庁所在地那覇市に隣接している。地名は、首里王府の北(方言でニシという) にある領地という意味の「ニシバル(北原)」を「西原」と称するようになった。
 「西原富士」とも呼ばれている運玉森や第二尚氏ゆかりの地・内問御殿などの史跡・文化財がある。また、綱曳やエイサー、獅子舞、棒術、組踊りなど民俗芸能も盛んで、綱曳は、我謝、小那覇、小波津、呉屋、津花波、小橋川、内問、嘉手苅、棚原、幸地の各集落で、旧暦の6月25日に行われる。
 本町は、戦前・戦後を通して県下でも有数の移民母村であり、ハワイ、北米、ブラジル、アルゼンチン、ペル一、フィリピン、メキシコ、カナダ、シンガポール、ニューカレドニア島、大洋島、南洋群島に多くの移民を送り出している。
 去る沖縄戦では、未曾有の激戦地となって貴重な財産が灰憧に帰し、当時の村民の半数に近い尊い生命が絶たれた。しかし、生き残った住民の不撓不屈の精神と在外西原村人会等からの物心両面に亘る暖かい援助もあり、戦後の社会経済的な混乱期を乗り越え、今日の復興・発展を見ることができた
 また、糖業が盛んな純農村であったが、1965年以降、琉球大学、沖縄キリスト教短期大学の移転及び各種企業・住民団地の進出等により人口が急増し、急速に都市化が進んだ。1979年には、「村制」から「町制」に移行し、現在、人口35,000人余を擁する「文教のまち西原」として発展している。


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