Home > 一般情報 > 平和音楽祭 平和宣言 > 平和音楽祭2009 平和宣言

平和音楽祭2009 平和宣言

このページの先頭へ

平和宣言

「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」
64年前のあの年、沖縄を飲み込んだ戦争は、緑あふれる町並みを消し去り、人々の希望どころか、
命さえも奪い去り、重く深い悲しみに落としました。
ここ西原町でも多くの人々が、家族を失い、家を失い、食べ物さえもない状況の中で、住民の半数が命を失ったのです。

失われた命の重さを思う時、何も知らなくて平和は語れません。また、戦争の残酷さを伝える人がいなくなれば、
同じ過ちがくり返され、戦争で苦しみ、命を失った人たちの願いは、かき消されてしまうのです。

戦争、その心に宿るもの、私たちの身近な事で言えば、いじめや暴力も小さな戦争です。

その小さな戦争をなくす為に必要な事は、相手を思いやる心です。
お互いの良さを認め、常に対話で解決して行こうという心です。

そして、一人一人が優しさや感謝の心を伝える勇気を持つ時、その小さな戦争はなくなって行くのだと思います。

先哲の言葉に、『戦争の辛酸をなめた人ほど、平和を渇望している。いな、最も不幸に泣いた人こそ、
最も幸せになる権利があるばずだ』、そして『平和ほど尊きものはない』『平和ほど、幸福なものはない』
『平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない』とあります。

私たちが大きくなった時、次の世代の人たちに平和の心を伝えて行けるよう、今できる平和の行動を起こし、
平和な地域にして行きます。
今ここで、すべての人々に平和のメッセージを伝え、ここに平和の誓いとします。

このページの先頭へ