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翁長のヨンシー

翁長のヨンシー
種類 未指定文化財(無形)
所在 西原町字翁長

翁長のヨンシーは、旧暦8月7日~15日まで翁長集落の中道でおこなわれる。ヨンシーは藁で作られ、長さは約 6メートル、頭部は大きく、尾部は細めに蛇型に作る。

儀礼が始まるまで、ヨンシーは公民館敷地内の翁長火ヌ神の前にとぐろ巻きにして置かれる。7日は「イータティー」と称し、獅子を先頭にその後から女の子らがヨンシーを頭上に掲げ、公民館から南のシージモーへ行く。そこでの祭祀儀礼が終わると、子どもたちがお供え物の餅を取り合う。これをムチグヮートゥエーといい、その餅を食べると病気にならないという。

シージモーでの祈願が終わると、再び子どもたちがヨンシーを肩の上にあげ、ウマイーを通り西のティランキーガーに行く。道中、婦人らがチヂン(鼓)や鉦などを打ち鳴らしながら「ヨンシー、ヨンシー、ウナガヌヨンシー」と歌う。それを7往復する。15日まで同様なことが繰り返される。

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