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翁長の焚字炉

翁長の焚字炉
種類 未指定文化財
所在 西原町翁長

翁長ガニク(馬場)の一角にある焚字炉は「フンジュルー」と呼び、字を書いた紙(字紙)を焼く炉を意味する。

これは、中国明代の敬惜字紙の風習が伝わったもので、1838年に来島した冊封使 林鴻年が、文字を敬重し字紙を敬うことを説いて焚字炉を設置させたことに始まるとされる。そのころ翁長にも焚字炉が設置されたとみられ、沖縄本島各地の番所(役所)や村屋などに設けられたが、大正時代以降は焚字炉も少なくなった。

現在、翁長の焚字炉は屋根の部分を残すのみであるが、戦前まで完全な形で保存されていた。

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