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カヤブチウドゥン

カヤブチウドゥン
種類 未指定文化財
所在 西原町字内間

内間集落の背後の標高30メートル前後の丘陵裾部に所在する。この一帯は内間集落発祥の地で、多くの聖地や拝井泉、旧家などが集中する。この御殿の本来の名称は、ウェーサギ(上アシャギ)であるが、かつて拝殿建物が茅葺きであったことから、カヤブチウドゥンと呼ぶようになった。

拝殿は、入口部の緩やかな階段を上り、まっすぐに延びた参道を北進した敷地奥部にコンクリート造りで建てられている。中には、珊瑚石製の香炉1基と砂岩製の香炉5基(火の神)が安置されている。敷地の入口付近のガジュマルの根元部からは、完形品のカムィ焼の壺が採集されている。

地元には、金丸(のちの尚円王)が首里へ上る途中、一時ここに逗留し、内間ノロと一緒に過ごしたという話が伝わっている。

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